社員インタビュー

Interview

水環境事業部 水資源グループ

課長 遠藤 大顕

2011年に中途で入社、40代。文系出身、商社の営業から水環境事業部の技術営業に転身し活躍中。

文系出身・商社の営業から新たなチャレンジ


大学は文系で、前職は電気関係の材料を販売する商社で営業をしていました。専攻も業界もまったく違いましたが、募集要項に学部の制限がありませんでしたし、自分の可能性を活かす新たなチャレンジとして応募しました。カタチがあるものをお客様に買っていただく前職とは全然異なるうえ、最初は知識も経験もないのでわからないことだらけで、「ここまで言っていいのか」「これが本当に可能なのか」と迷いの連続でした。現場へ行って知識を増やしつつ経験を積み、並行して営業活動をするというスタンスでしたが、どんな初歩的なことを聞いても先輩や協力会社の方が親切に教えてくださり、そのおかげでここまでやってこられたと感謝しています。

人間性を見てもらい、声をかけやすい存在に


井戸を掘ることを「さく井(せい)」というのですが、さく井や温泉工事、水処理設備工事、井戸のメンテナンス工事などの営業が現在の主な仕事です。井戸水を利用すれば水道水よりもコストが削減できますので、まず、どんな成分の水がどれだけ出るか調べるのですが、地面の中のことですので、専門家でも完全にはわからないこともあります。それらの工事や状況に関するお客様からの電話、WEBでの問い合わせに対応しますが、まずは自信をもつことが大切です。そのためにはとにかく勉強、あとは誠意だと思います。お客様と会う回数を増やして私自身の人間性を見てもらい、声をかけやすい存在になることを心がけました。

自発的にチャレンジしなければ道は拓けない


この仕事のやりがいは、自分が受注した井戸や温泉が、その所有者や利用者に有効に活用していただき、なくてはならないものになっていることですね。ただそこに至るまでは、時間がかかります。契約まで早くて3カ月、中には1〜2年かかることもめずらしくなく、協力会社と一緒にさまざまな資料をつくったりしますが、大切なのはコミュニケーションと情報力。お客様のところへ足繁く通い、さく井業界の情報を収集して積極的な提案・対応をすることです。この職種に向いているのは、仕事が好きで、相手の立場にたって物事を考えられる人。わからないことは先輩たちにどんどん聞いて、自発的にチャレンジしていけば道は拓けると思います。

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