社員インタビュー
Interview
地盤技術事業部 地盤グループ
課長 中原 隆
2005年に中途で入社、40代。設計の基礎となる土質に詳しくなり、地盤調査の仕事をするために。
土質に詳しくなり、地盤調査の仕事がしたかった
前職は道路、下水、造成関係などの土木設計業務に携わっていましたが、設計するにあたり基礎となる土質について詳しくありませんでした。今後も建設業界でやっていくためには土質に詳しくなるべきだと思い転職を決意。アサノ大成基礎エンジニアリングは地盤調査をはじめ、構造物の診断や地下水関連などもやっているので、いろいろなことが習得できそうだと考えたのが志望動機です。入社してみて、先輩社員がつねに気を配ってくれることやチームで仕事を進める体制、毎週行われる工程会議で問題点やわからないことをみんなで討論する姿勢、なんでも相談しやすい明るい雰囲気など、とても前向きで転職して正解だったと思っています。
安全かつお客様のニーズを満たすものを提出
現在の仕事は、営業がもってきた案件に対し、地盤調査の計画、工程、予算などを作成して受注を獲得することです。何のために、どのような調査が必要か基本的な計画を立てますが、これが決まらないとそのあとのプロセスが進みませんのでスピードが要求されます。いまは地震による液状化問題や杭の支持層未達などは社会的な関心事であり、何よりも安全性を重視すべきですので、人から聞いた情報ではなく、自分が実際に現場に出向くようにしています。お客様にはスケジュールと限られた予算がありますから、いかに安全かつ効率的に業務を進められるかを熟考し、お客様のニーズを満たすものを提出するかがむずかしいところであり、やりがいでもあります。
成功につなげる目的意識と経営者意識をもとう
私たちが携わる仕事は、構造物を建設するうえで最も重要な基礎に関わる部分です。基礎がしっかりしていないと構造物は成り立ちません。そう考えるとやりがいのある仕事だと感じますね。業務着手から完成までの流れを理解することと、お客様のニーズを理解することが大切ですが、そのために必要となるのがコミュニケーション能力。地盤調査は目で見えない部分ですので、いかにわかりやすく説明するかが重要で、きちんとした資料をつくり、会って話さないと伝わらない部分はできるだけ出向くべきです。この仕事には自分がリーダーとなって成功につなげる目的意識と経営者意識をもったヤル気のある人が向いているのではないでしょうか。